おお振りの試合は、１打席ごとにそれぞれの心境を丁寧に追ってるのに、やりすぎてダレないところのがいいですね。特に西浦の選手達に関しては、３０分の中によくこれだけ各自の見せ場を入れられるなぁってくらい、守備でも攻撃でも、それぞれが自分の役割を果たしてて、かっこよかったです。

田島は何やらしても上手いし、栄口はいい中間管理職になりそうだし、泉も打率高いし、花井は・・・花井はこれからか。けど田島が花井に言った「満足してんなよ」て言葉は、原作読んで色々と妄想ふくらました場面だったので、思ったよりソフトな言い方だったかなぁなんて思いました。こういう違いも面白いなぁ。

そして西浦が２点を先制して初回を終え、崎玉の４番に打順が回ったとき、西浦バッテリーは当初の打ち合わせ通り、大地に敬遠策を取ります。この策に崎玉応援席のおっちゃんは怒りのヤジを飛ばしましたが。

ただ、このおっちゃんの気持ちも分かるんですよね・・・。自分が応援してるチームが崎玉みたいな４番頼みのチームだったら、敬遠されてしまったら勝負にならないことが分かってるだけに・・・。こうして味方側が敬遠してる流れを見てると、勝負事なんだから作戦のひとつとして有りなことは分かるんですけどね。

とにかくこの敬遠により崎玉の攻撃は早々に終了し、フルボッコ２週目へと入ります。何やらしても黒い阿部さん、手堅く塁に出た沖、特に何もしてないけど塁に出た水谷に続いて、何やらやってくれそうな空気を出しながら三橋が登場！そして次回へ続く！！この流れは最高にテンション上がりました！！

普段のほのぼのとした日常風景も大好きだけど、試合の緊張感はやっぱりたまりませんね～。お母様方はかわいいし、崎玉側も投手の苦労性っぷりに共感してしまうし、いい奴だけど捕手としてはこれからな大地と、いい奴と素直に言うにはためらいがある阿部さんとの対比もニヤニヤしました。次回超期待！！

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