田島が凄すぎて距離を置いていた花井と、花井の実力を認めてるからこそ、時々噛みつく田島の関係が良かったです。それに自分のことでいっぱいいっぱいな三橋の姿が、花井にとっては突破口になった展開も好き。それにサラッと「投手じゃなかったら２～３発ぶん殴ってる」とか言ってた阿部さんに笑いました。

けど正直この辺の話は、３話のときのスピード感でやってほしかったです。全体的に展開が早かったので、花井の葛藤や空回り加減もほどほどに抑えられて、花井が打った！！という感動が薄かったかも。個人的にこの花井の成長話はとても好きなので、もう少しゆっくり見たかったなぁという感じでした。

でも花井が打って道が開けて、田島にだって人を羨むことがあることも分かって、やっぱりいい話でしたよね。三橋も過去の自分と重なる投手ならではの読みで、見事に相手の決め球を外させることに成功してたし、この試合は西浦にとっても大きな意味のある試合となりました。モモカンの期待通り。

それに今回負けた崎玉にしても、来年このチームは強くなるんだろうなぁ～ていう期待感は残りました。大地は今回の試合を経験してまた強くなりそうだし、投手だけじゃなくて他にいい動きしてた選手もちらほらいたし。西浦が今大会でどういう結果になるとしても、来年、再来年と夢が膨らむのはいいですね。

最後らへんの呂佳さんがなんとも不穏なムードでしたが、とりあえずネタバレ予告の「チアは生脚」という言葉に期待してます。しかし阿部さんの血圧とか誰か管理してないと、そのうち切れるんでなかろうか。

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