亜美のお父ちゃん初登場です。男前の亜美のお父ちゃんなだけあって、豪快なようで周りに繊細な心配りをする、本人も男前なお父ちゃんでした。年頃の娘にあそこまで慕われるお父ちゃんは珍しいですね。

昔はオカルト話にキャーキャー喜んでたマヤは、今ではオカルトを否定するようになり、ほとんど笑わなくなっていました。そんなマヤを心配したお父ちゃんは、JKとスマイルを巻き込んで、マヤのオカルト熱を呼び起こそうとします。幼女マヤがえらくかわいかったので、その笑顔が忘れられなかったのは分かる。

突然出現したミステリーサークル、突然出現した飛行物体、キャトられた牛、空から降りてくる宇宙人・・・。この一連の出来事に、未来を救うカギの存在を期待したマヤが、自演と知って怒るのは仕方ないのかも。

ただ、ミステリーサークルの出現に合わせて実行犯達の靴が汚れてたり、UFOからJKが直接出てきたのは自演だと分かるんだけど、牛の血が抜かれてた件はどうなんでしょうね。お父ちゃんやってないよね？

とにかく、お父ちゃんを非難するマヤの言い方がキツかったのも、お父ちゃんの気持ちが酌めないマヤに亜美が怒ったのも、どちらにも説得力があるのが困ります。マヤだってお父ちゃんの気持ちは分かってただろうけど、そうも言ってられない事情があるし、亜美はお母さんが出てこない理由がありそうだし。

殴り愛展開になったのはちょっと戸惑ったけど、今回は幼女マヤとJKのしぶとい未来が見れて大満足でした。JKにプリン噴出されてマジギレしてたスマイルに笑ったし、だんだんかわいく見えてきたこずえには、不思議と癒されました。考えてみれば亜美が一番常識人ポジションなんですね。次回は爆発するのかな？

君がいる場所 (2010/07/21) 高垣彩陽 商品詳細を見る