全国高校野球2010
2010.08.22 *Sun
興南春夏制覇!!
酷い暑さの中でも、相も変らぬ超絶過密日程で行われた今大会。選手も審判も観客も消耗戦となった大会で、出場した全49校の頂点に立ったのは、春のセンバツでも優勝した沖縄代表の興南高校でした。
酷い暑さの中でも、相も変らぬ超絶過密日程で行われた今大会。選手も審判も観客も消耗戦となった大会で、出場した全49校の頂点に立ったのは、春のセンバツでも優勝した沖縄代表の興南高校でした。
まずは決勝の感想から・・・。いやぁ、正直こんなに点差の開く試合になるとは思いませんでした。東海大が弱かったわけではないので、それだけ興南が過酷な状況でも強かった、ということなんでしょうね。
特に島袋君のタフさには驚かされます。ナイターで試合やって翌日にすぐ試合なんて日程を見たときには、本気で投手を潰したいのかと思ったけど、その試合でも堂々とバテを見せることなく投げてたのを見て、本当に凄い選手だなぁと感動してしまいました。一体どんなトレーニングすればそんな体力付くん?
興南の試合で印象に残ってるのは準決勝。報徳学園との息詰まる攻防は、個人的に今大会のベストゲームでした。5点取られても取り返す興南打線の粘り強さと、最後まで食らいつく報徳の気迫が、凄く伝わってきて見応えありました。同点ランナーが3塁上にいた状態での幕切れは、本当に切なかったです。
そして準決勝のもう一方の試合も、別の意味で切なかった試合でしたね・・・。両投手共に疲労の色が濃くて、ほとんど気力でマウンドに立ってたように見えました。特に成田の中川君は、大会が進むごとに好きになった選手だったので、ああいう状態で投げ続けなければいけなかったことが、本当に残念に思いました。
決勝は3年生エースが目立ってた高校同士の対決だったけど、今大会はひょっこり台頭してきた、若い力の存在感に圧倒された大会でもあります。・・・て、3年生(18歳)でも充分すぎる程若いんだけどね!!2年生どころか1年生投手も出てきて、それでいてサラッと抑えてたりしちゃってたのが凄すぎました。
あと印象に残ってるのは、聖光、九州学院、新潟明訓あたりかな。失礼ながら、この辺の学校がこんなに上位に残るとは予想してませんでした。それでいて実際に試合での態度とか見てると、自然に応援したくなってしまうチームなんですよね。特に九州学院は、アクシデントで退いたエースが熱くて泣けました。
それに仙台育英も存在感ありましたね!初戦の9回2アウトからの逆転には驚かされました。しかも次の試合も延長の末に勝利してしまう凄さ。次で惜しくも敗れたけど、記憶に残る名勝負製造チームでした。
でもこの大会で一番思ったことは、本気で選手の負担を減らす策を考えてあげてほしい、と言うことでした。昔とは暑さのレベルが違うのに、休養日も無しで決勝突入は酷すぎます。今回の興南のように、ナイターの翌日に第二試合とか言う無茶ぶりもあったし、発展途上の身体が壊れてしまったらと考えたら怖い。
高野連はいつも自分の利益と権威を守ることにしか力を注がないけど、いい加減こんな無理をさせて、せっかくの才能を潰すようなことはやめてほしいです。・・・まぁ今更変わるわけないだろうけども・・・。
やっぱり長くなってしまいました。とにかく今大会も(ハイライト中心だけど)楽しませてもらいました。大会に関わった皆様、本当にお疲れ様です。では最後に・・・ハイサイおじさん大好きーーーーーーー!!!
特に島袋君のタフさには驚かされます。ナイターで試合やって翌日にすぐ試合なんて日程を見たときには、本気で投手を潰したいのかと思ったけど、その試合でも堂々とバテを見せることなく投げてたのを見て、本当に凄い選手だなぁと感動してしまいました。一体どんなトレーニングすればそんな体力付くん?
興南の試合で印象に残ってるのは準決勝。報徳学園との息詰まる攻防は、個人的に今大会のベストゲームでした。5点取られても取り返す興南打線の粘り強さと、最後まで食らいつく報徳の気迫が、凄く伝わってきて見応えありました。同点ランナーが3塁上にいた状態での幕切れは、本当に切なかったです。
そして準決勝のもう一方の試合も、別の意味で切なかった試合でしたね・・・。両投手共に疲労の色が濃くて、ほとんど気力でマウンドに立ってたように見えました。特に成田の中川君は、大会が進むごとに好きになった選手だったので、ああいう状態で投げ続けなければいけなかったことが、本当に残念に思いました。
決勝は3年生エースが目立ってた高校同士の対決だったけど、今大会はひょっこり台頭してきた、若い力の存在感に圧倒された大会でもあります。・・・て、3年生(18歳)でも充分すぎる程若いんだけどね!!2年生どころか1年生投手も出てきて、それでいてサラッと抑えてたりしちゃってたのが凄すぎました。
あと印象に残ってるのは、聖光、九州学院、新潟明訓あたりかな。失礼ながら、この辺の学校がこんなに上位に残るとは予想してませんでした。それでいて実際に試合での態度とか見てると、自然に応援したくなってしまうチームなんですよね。特に九州学院は、アクシデントで退いたエースが熱くて泣けました。
それに仙台育英も存在感ありましたね!初戦の9回2アウトからの逆転には驚かされました。しかも次の試合も延長の末に勝利してしまう凄さ。次で惜しくも敗れたけど、記憶に残る名勝負製造チームでした。
でもこの大会で一番思ったことは、本気で選手の負担を減らす策を考えてあげてほしい、と言うことでした。昔とは暑さのレベルが違うのに、休養日も無しで決勝突入は酷すぎます。今回の興南のように、ナイターの翌日に第二試合とか言う無茶ぶりもあったし、発展途上の身体が壊れてしまったらと考えたら怖い。
高野連はいつも自分の利益と権威を守ることにしか力を注がないけど、いい加減こんな無理をさせて、せっかくの才能を潰すようなことはやめてほしいです。・・・まぁ今更変わるわけないだろうけども・・・。
やっぱり長くなってしまいました。とにかく今大会も(ハイライト中心だけど)楽しませてもらいました。大会に関わった皆様、本当にお疲れ様です。では最後に・・・ハイサイおじさん大好きーーーーーーー!!!
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