終わってみればなんとも後味のいい、素敵な最終回だったんでないでしょうか。でも、私個人の好みとしてはシリアス展開は大好きなんだけど、このアニメの場合はそういったシリアス部分を取りあげるより、妖人省の相棒という肩書きの元にイチャつきつつ、仕事をこなしていく日常を描くだけで良かった気がします。

シリアスなストーリーは好きなだけに、ご都合主義なストーリー展開や悪役の立ち位置が気になって、どうしても文句言いたくなってしまうので・・・。後半の展開は無くてもよかったなぁなんて思ってるほどに。

今回も本筋の方は正直不満満載な展開だったんですが、最後の３組の告白やらハグやらの場面に、その不満を忘れました。半妖と人間の恋なのに障害が感じられないことが不満だったけど、あげまきの告白の返事をするとき、ざくろが妖怪の象徴である猫耳を隠してた場面で、その葛藤は少し伝わってきました。

あとあげまきの活躍も嬉しかったです。ヘタレヘタレ言われ続けてきた苦労が報われたね！でも見てて一番恥ずかしかったのはりけん様と薄蛍だったけどね！そして一番の勝ち組は丸竜だったね！て感じで。

とにかくシナリオにはかなりツッコミたくてモヤモヤモヤモヤし続けたけど、ひたすらイチャイチャニヤニヤキリキリできた作品でした。最後になりましたが、スタッフ・キャストの皆様、本当にお疲れ様でした！！

おとめ妖怪ざくろ 1 【完全生産限定版】（原作者：星野リリィ書き下ろしコミック付） [DVD] (2010/11/24) 中原 麻衣、櫻井 孝宏 他 商品詳細を見る