つり球 第11話「伝説のビッグフィッシュ」
2012.06.27 *Wed
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絶望。
完全に映画でした。製作スケジュールは厳しいと聞いてたのだけど、そういういわゆる”製作陣の都合”を考えさせない、とても完成されたお話でした。アキラのアクションとか興奮してしまた。
船長は無事、だけど結構な重傷。現実感のない設定を、ここまで現実的な脅威として描いてるのだから、あまりにご都合すぎる展開にはならないでほしい。そんな風に(勝手に)思ってるので、船長は無事無傷でした!て展開にはならなくて、ちょっとほっとしました。そして祝・抱擁。
船長が守った船を、アキラが操縦して、夏樹は親父さんに家族を頼むと伝えて、同じ種族として責任を抱えこむハルと、ハルのために、自分を成長させてくれた江ノ島や人々のために、ヌシを釣り上げようと戦うユキがいて。意思を託す側、託される側のドラマが、最高にたまらんです。
アキラはメンバー唯一の社会人として、表でも裏でも活動してるので、主人公っぽく活躍しますね。立場的にはハルを捕まえる側だったけど、上の命令に逆らって今はハルを助ける側にいて、でも組織や同僚への信頼はそのままで。色々と面白くて、色々とおいしいキャラですな。
今回は、タピオカとアキラの上司も、それぞれ活躍してました。船のキーを入れて回す(くちばしで)。携帯のワンセグ機能を使う(くちばしで)。タピオカ頼もしすぎてかわいくて和んでしまう。
上司については、上司のキャラ自体もいいのだけど、アキラとの関係性がいいのですよね。一番アキラの洞察力を評価してたのは、この人だったという。アキラの演説もとても熱くてかっこよかったけど、その演説を内心では認めていて、夏樹の親父さんを説得する場面がすごく好きです。
演説といえば、船の上で言った夏樹の一言も印象的でした。世間の注目を集めていることに気付いたユキが、動揺して鬼瓦になっていくとき、「いいじゃないか、ここが世界の中心でも」と言える夏樹がカッコイイ。というか夏樹の声もカッコイイ。短髪にやっと慣れてきたカッコイイ。
自分も家族も影響は受けてるのに、出来ることは何も無くて、不安な人々。宇宙人、侵略、突然出航した船、船に乗る高校生達と、センセーショナルな報道。でも一方で事態の中心にいるはずの夏樹達は、こんなにも頼もしい。この対比に、とても希望がこもってる気がしました。
最後はユキの釣り糸が切れて、ハルが犠牲になってしまいそうな終わり方でした。アキラと上司の問答にもあった、一部(ハルやアキラの同僚達)を犠牲にして、大多数(首都圏)を救うのか、選びたくない選択肢まで出てきてしまったけど、最後はハッピーエンドであってほしいです。
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#7から#11までざーっとネ^^;
『つり球』 #7 切なくてカウントダウン
稼いだバイト代で釣り道具を買い、張り切るユキ。
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「ボク もう釣りし...
2012/07/01(日) 22:05:18 | マイ・シークレット・ガーデン vol.2 [Del]
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