黒子のバスケ 第23Q「大人じゃねーよ!」
2012.09.20 *Thu
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主人公。
サントラきてたー
以前の黄瀬は、顔もスタイルも良くて、成績も悪くなくて、スポーツも人並み以上に出来てしまう、いわゆる勝ち続ける日々を、つまらないと思いながら過ごしていました。こういう本心は口に出してしまうと、凡人には嫌味にしか聞こえないけど、本人にとっては重大な悩みでしょうね。
でも、そんな黄瀬の世界を変えたのは、キラキラした目でバスケに打ちこむ青峰の姿でした。
自分を上回る能力、初めて勝てなかった相手。黄瀬がバスケを始めたきっかけが、バスケに興味を持ったからではなくて、青峰を追いかけたかったから、てのがいいですね。初めての部活に入るきっかけが、競技への興味より、”凄い人”に惹かれてってのは、結構あるなぁと思いました。
他人をかっこいいと思ったり、真似してみたいと思ったり、一緒に並べるようになりたいと思ったり、勝ちたいと思ったり。こういう相手が同世代にいて、中学生のうちに出会えたのは、なんだかうらやましい気がしました。そして黄瀬にも黒子にもそう思わせた青峰は、やっぱりすげぇ男です。
そして、今ではピュアピュアしていた頃の面影もなく、12人くらい人を殺してそうな顔になってしまった青峰も、黄瀬が相手となると本気を出してくるのが素晴らしい。顔の影濃くするのめっちゃ怖い。
そんなわけで、青峰と黄瀬のエース対決、とっても燃えました。バスケの専門用語が出てきても、すごい動きをする→誰かが技名を言う→観衆驚く、という流れでやってくれるので、あぁこの動きはこういう技名なんだな、と分かるのがありがたい。ほんと見せ方が丁寧なアニメですよね。
それに青峰が指摘した、黄瀬のコピー能力の限界説。こういう話があればいいなぁと思うところを、ちゃんとやってくれるのが嬉しいです。確かに、黄瀬は何試合か観戦はしてるのに、コピーするのは対戦中の相手からだけなんですよね。まぁ黄瀬の試合は1試合しか見てないんですが。
コピー能力持ちのキャラは色んな作品に出てくるけど、その中でも作中で強キャラとして描かれるのは、1つの能力しかコピーできない上書きタイプより、出会った能力全てをコピー出来る蓄積タイプで。もしも黄瀬が蓄積タイプとして覚醒してしまったら、とんでもないことになりそうです。
あと、今回なにげに嬉しかったのは、笠松先輩の言葉とか行動ですた。「コピーは人真似」と断言する青峰に、「コピーは学習」と返すのが、とてもかっこよくてとても力強かったです。確かにオリジナル技はほしいところだけど、人のいいところを取り入れられるのも、立派な才能ですよね。
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2012/12/08(土) 23:31:26 | ぺろぺろキャンディー [Del]
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