黒子のバスケ 第24Q「カン違いしてんじゃねーよ」
2012.09.23 *Sun
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最高の敵。
たははははは楽しすぎわろおおおおおおおどあああああ
凄いものを見てしまいました。ストーリーも演出も画も審判も音楽も、最高に熱かったです。こんなに作画に圧倒されたスポーツアニメは初めて見ました。ありがたいことに、作画が凄いアニメには出会うんですけどね。今期で言えば信奈ちゃんとか、前期だったら宇宙海賊のような。
けどこれはバスケ。試合中は動きっぱなし。異空間にワープとかしない。それでこれは凄い。凄いとしか言えない語彙の無さに泣ける。どんなに作画が死にそうな回でも、黄瀬の作画は割と安定してたから、スタッフの黄瀬への愛は感じてたけど、今回の(特に後半の)作画パない。
てかOPも黄瀬が乗っ取ってましたね。主人公以外の試合で最終回まで行っちゃうのかなぁ、とちょっとだけ不安に思ってたけど、とんでもなく面白い試合でした。わーわー言ってしまたわな。
黄瀬の秘策は、青峰をコピーすることでした。今までコピーしてきた相手の能力を使うのかなと思ったら、現在対戦中の青峰をまるごと学習してしまうという。複数の能力を使うより、青峰1人のスタイルをコピーする方が強力という。んー、たまらん。青峰の焦り顔たまらん。もっとやれ。
攻撃は捨ててでも、青峰を観察することで、その全てを頭に叩きこむ。強く憧れて、追いかけた相手だけど、対等にならなければ勝てない。最初から勝てない相手と線を引くのではなく、自分も戦えると思わなければ。ここの、黄瀬が決意を固める場面は、かなり涙腺に響きました。
そして、相手がそういう覚悟で向かってくることを、青峰も望んでいたはずで。この前、黒子や火神もそんな覚悟で向かったはずだけど、実際に青峰を追いつめたのは黄瀬であり、海常というチームでした。エースへの信頼、エースがいなくても相手を抑える覚悟、ギリギリ勝負の高揚感。
青峰の「俺を倒せるのは俺だけだ」という言葉は、黄瀬が青峰と対峙するための言葉だったんですね。・・・ほんと、きっちり下準備しますよね。こうして実を結ばれてしまうと文句が言えない。
それに、黄瀬が「黒子が言っていた意味が今では分かる気がする」という言葉も、最高に嬉しかったし感動しました。エースとしての絶対的な個性を捨てるわけではなく、強要されなくてもエースのためにみんなが動いて、みんなのためにエースが燃えて、エースと仲間の垣根を越えて。
黄瀬が黒子とちょっとだけ話してた場面も、しみじみ頷けるような成長した2人のいい会話でした。個が圧倒的に強いチームも魅力的だけど、個が団結しているチームもとても魅力的。超人を要するチームが必ず勝つわけではなく、何が起こるか分からない。だからスポーツは面白い。
うーん、これはBD買っちゃうかな・・・。
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