こんな荒れそうな話をやっちゃって大丈夫かと思ったけど、こんなにいい話にしてくれちゃって大丈夫だったお話でした。・・・なんか日本語おかしいな。でも今回のお話なら許される。であろう。

正直、最近のお話の展開には結構不満もたまっていて、感想書いたら長文で文句書いちゃいそうだったけど、今回のお話には素直に感動できました。こういうお話なら女の子も楽しめるというか、入り込めるんじゃないかなぁ。心があったかくなる初恋物語で。あかねかわいかったし。

５人が楽しければいいという世界で収まるのではなくて、クラスメイト、留学生、部活といった、外の要素が絡んできた方が、見てる方としては感情移入しやすいです。男子と女子が仲良くしてれば、好きなんでしょ！？告白するんでしょ！？となる思考回路とか、覚えありすぎた。

でも、あかね以外の4人は、そうやって騒ぎ立てるだけじゃなくて、それぞれが一生懸命あかねの告白を応援していたのが、凄く良かったです。夕暮れの中、走るあかね。中の人の熱演効果も、BGM効果も大きかったけど、本気で応援してくれた人がいるからこそ、輝く場面ですよね。

自分の気持ちを認められなくて、あやうく言葉を交わせないまま、別れるところだったけど、そこは紳士。待ってくれていたブライアンに、あかねはちゃんと別れを告げることが出来ました。好きと言えたわけではないけど、今のあかねの精一杯さが伝わってくる告白で、とても感動的でした。

本当は、もっと早くこういう話があっても良かったんでなぁ、とも思ったんですけども。でも色々とフォローも入ってたから、それでいいや。そして、完全にこちら側になっていたウルフルフさんに笑った。すっごい分かるけど。これもう同士ってことでいいんじゃないかな。不思議図書館など無かった。