今回は・・・というか今回も、エリカの臀部に夢中になってしまうお話でした。恋する乙女はかわいい、悩める乙女はかわいい、なにより頑張る乙女はかわいい。というかエリカがかわいい。

タギーにとっての（ちょっと前の）今が、成長期の違和感に苦しむ時期だったように、エリカにとっての今も、男子との体格差を実感してしまう時期なんでしょうね。パワーで負けてしまうだけでなく、自信を持っていたスピードでも競り負けるようになって、いよいよ不安になってしまいました。

エリカにとっての翔って、言い方は悪いかもしれないけど、安全パイ的に思ってたところはあると思います。自分より下で、安心していじれる相手。でも翔は（視聴者も驚くほど）急速に成長して、今ではエリカと並ぶほどの実力を付けていました。そういうときの感情って、複雑だよねぇ。

あ、なんだかしみじみ納得してしまった。このアニメは出来事や感情がリアルに描かれてて、見てる方も気持ちが入っちゃいますね。今回のエリカの悩みは、男性と試合したことのある女性は誰もが感じることだと思うし、翔への感情の変化は、女性だけでなく誰もが感じることですよね。

でも、エリカはそこであきらめるのではなく、もっと強くならんとあかん！となるのが、とてもとても眩しかったです。同じような経験をして、みんなのことをよく見てるタギーの助言もあったし、青砥が意外に的確なアドバイスをくれた力も大きかったけど、やっぱりそれは凄いことでお腹が痛い。

あぁ、今回はほぼギャグ回だったというのに、最後の泣かせBGMで簡単に泣かされて、こんなに感傷的な感想になってしまう。そういえば、前回の予告で見た竜持の劇画調の顔はなんぞと思ってたけど、意外にたいしたことない理由でした。いやたいしたことないというかなんというかｒｙ

とにかく今回は、色々な表情を見せるエリカがかわいくて、水着姿に「え、いいの？ありがとう」と呟いて、れいかちゃんとの絡みにふはぁした、なんとも味わい深いお話だったのです。翔が主人公らしくなって嬉しいけど、そんな翔を見つめる初期メンバーの視点があるのもいいですよね。