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八犬伝―東方八犬異聞― 第七話「約束」

2013.02.24 *Sun
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(2013/03/22)
柿原徹也、日野聡 他

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再会。

一人きりでずっと待っていた神様(妖怪)と、やっと会いにきた人間のお話。少女漫画の妖怪モノとして、とてもよくあるお話なのだけど、毎回この手のお話には泣かされます。ツボなのだろう。

このアニメは全く作画が崩れないので、画を見てるだけで楽しいくらいだけど、最近はお話も面白くなってきました。ついこの前まで、展開遅くないすかーとか言ってたんですけども。人外と人間の感傷を描く物語なので、あまり目新しさはないけど、心情描写は結構丁寧で好きです。

最初にいいなぁと思ったのは、もう死んでしまった娘の婚約者だった男のために、自分よりも地位の高い(と思われる)悪坊主の元に、お義父さんが直談判に行って、必死に縋りつく場面。

何話だったかは忘れちゃったけど、娘を亡くしてしまったうえに、これ以上息子も無くしてたまるか!て、必死になって捕らわれた男の無実を訴える姿が、すごく胸に響きました。ちょっと年老いたお父さんが、家族を守るために頭を下げる場面が、最近やたらと涙腺に響いちゃって困ります。

今回は、汚れた森を浄化して守り続ける猿神さまと、近くの村で医師として赴任している女性のお話が、かなりしんみり響きました。大きな大きな猿神さまと、小さな小さな小猿さんと、小さな女の子がした約束。約束を守りつづけた小猿さんの最後の姿は、反則的に健気です。

こういう話は本当にだめだ・・・。自分に名前をくれた女の子と、ずっとそばにいると約束した猿神さまのため、自分の力が尽きてからも、力を尽くしていた小猿さん。会いたい寂しいと叫ぶ猿神さまより、大人になってしまって足踏みしてた先生より、小猿さんの行動力に泣かされました。

ひとつ納得できなかったのは、正義の鬼()とか言う2人の行動。森の木を倒して村に水を引けるようにしたけど、村の人間達よりも、猿神さまと小猿さんと妖怪女さんに共感してしまった後だと、ちょっと納得できない気分になってしまいました。もう少し余韻に浸っていたかったかも。
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COMMENT

拍手レス>
体格差いいですよね。主人公コンビの体格差、私も好きです。それに今回のお話では、大きなお猿様を見上げるときの人間達の視点が、なんだか好きだったりしました。

>もふもふ
同意せざるをえない。
2013/03/07(木) 01:08:02 | URL | 茶葉 #- [Edit

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