AMNESIA 「Ⅻ」(最終話)
2013.03.29 *Fri
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光の中へ。
今回もウキョウの中の人が大変そうでした。内容よりも中の人を応援しちゃってて。ほんと難しいキャラだったと思います。コロコロ人格が変わるから、テンションとトーンの上げ下げが大変。
ウキョウと主人公の対決、別れ。感動的なシーンなんだけど、私はいまいち心動かされなかったです。たぶんこの2人のお話は、少なくとも2話分の積み重ねでは、説得力に欠けてしまったんでないかな。ウキョウの想いも、主人公の想いも、ピンと来ないまま、感動はしづらい。
主人公が彷徨っていた謎は、だいたいウキョウが語ってくれました。ただ、この作品は緊迫した日常で育まれる恋?がメインのお話なので、真相はそんなに重要ではないですね。個人的には、妖精さんが絡んでくるなら、妖精さんは善でも悪でもない存在の方が良かったと思うけども。
だから文句があるのは真相ではなくて、解決後の世界の描写なのじゃ・・・。ウキョウが心をバラバラにしてまで救いたかった主人公。ウキョウの命と引き換えに救われた、その主人公の本来の世界線は、まさかの5股ルート(のように見えた)。散々苦労した結果が逆ハー要員ぇ・・・。
まぁウキョウは助かったらしいけども。そこも微妙なんだけども。世界線を超えるなんてことが、結局なんの代償もなしに行われて、主人公たちを好意的に見れなくなりました。てか主人公の本名呼びが無かったのもショック。主人公の名前を呼んで暗転、て展開期待してたんよ・・・。
うーん、せめて今回の真相ルートに、ケントさんが居てくれたら良かったんでないかなぁ。ウキョウは答えを持ってたけど、主人公は答えを求めるというより、あまりに受け身すぎたので、ぐいぐい究明してくれる人がいてくれたら、もうちょっとスカッと出来たかも。まぁケントさんが好きなだk
でも、全体的には、とても楽しめたアニメでした。ちょっと後半はモヤッとしたけど、ケントさんのお話は素直にほっこりできたし、サスペンスの空気感を感じさせてくれただけで大満足です。この空気感を維持するのが結構難しいのですよね。スタッフ・キャストの皆様、お疲れさまでした。
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