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喰霊 -零- 第10話

2008.12.13 *Sat
トラウマポッキー。

黄泉が殺生石を埋め込まれて行方不明になったあと、神楽は黄泉を探し、紀之は黄泉の無実を信じて黄泉が襲われた事件のことを再調査していました。そしてここから作中の時間は2話へ。だらだら書いてたら長くなったんで折ります。
今回の話は衝撃的なことが色々起こりましたが、それでも気になったのは4課の話がまるででてこなかったこと。時系列で言えば4課が黄泉に全滅させられる→今回の事件だと思ってたんですが、そうとも限らないのかな?4課の主人公顔の男と黄泉の因縁ネタも期待してたのでちょっと残念。

そういえば冥姉さんの親父はやっぱり真っ先に殺されてました。冥と2人で写っている写真を握り締めて絶命していたのには切ない。娘が心の底では何に苦しんだり何を憎んでいたかを知ることもなく、最愛の娘が悪霊化していたことも気付かないまま逝ったのは良かったのかもな・・・。

そして問題の桜庭。この人に合う言葉といえば「完全なるとばっちり」「やつあたりの被害者」「盛大な捨てゴマ」「かわいそうな人」「不運」・・・とろくなもんがでてきません。2話では完全に殺された描写がある主要人物はいなかったと思いますが、その裏でひっそり桜庭が殺されてました。

確かに黄泉と紀之の時間を桜庭がジャマするようなこともあったけど、それだって紀之が黄泉から逃げたいときに桜庭を利用してたんじゃなかったっけ?「彼女」から見れば「彼氏」を連れだす「友達」が憎く思えるときがあるのは分かりますが、それって結局紀之が悪いんじゃ・・・。

でもそういうのも含めて黄泉が紀之を「いくじなし」と言った意味もよく分かりました。いや突然現れた彼女が殺戮者に変わってるわ、桜庭を人質にとられて重大な選択を迫られる、とかそんな場に立たされたら普通だったらなにもできずにその場に立ち尽くしちゃうだろうなとは思うんですけどね。

このときもし紀之が黄泉を殺そうとしたら「やっぱり私は大事じゃないのね」とか言って返り討ちにされる図も浮かびはしましたが、黄泉は本当に紀之の手で自分を止めてほしかったように見えました。でも結局紀之は黄泉を殺せなかったし、黄泉も紀之を苦しめるためあえて生かす。好きな気持ち残ってるんだろうな・・・。

そして黄泉と神楽の対面へ。神楽はいまや黄泉をも抑えられる腕前ですが、黄泉に対する後悔がすごく強くてほんとは黄泉を殺したくなんかないし、誰かに黄泉を殺させたくもない。当然黄泉も神楽のそういうところは知ってるので神楽は(サービスカットで)追いつめられます。

そこでヒーロー登場!今期好きなおっさんランキング第3位の雅楽!!(←興奮)この人もツンデレながら娘を想う気持ちはすごく強そうだったし、娘のあられのない姿を見て内心どう思ったのかとか考えると色々妄想もふくらみます。でもこれは・・・死亡フラグ立ってるような・・・。

冥さんや桜庭の例を見ると殺生石はほんの少しの憎悪をものすごく増幅させる石なんでしょうね。桜庭なんかはとにかく不遇すぎて逆に萌えてくるぐらい気の毒でした。神楽に対して黄泉が姉と呼ぶなと言ったのは、理想の姉でいられなかった自分に対する言葉でもあったのかな。

しかしこのまま4課が特に触れられることもなく最終回まで行っちゃったら、1話ででてきた意味が本気で分かりません。確か声優さんも豪華だったんだよなぁ・・・惜しい。あと、声といえば黄泉の声のトーンが前回までとはガラリと変わってて、もともと好きな声質だし、水原さんにすっかり惚れました。
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