キャシャーン Sins 第24話
2009.03.28 *Sat
生と死の物語。
ここのところ気力がわかなかったり、アニメを見る時間に野球見てたりしたので、とっても久々に見た気がします。今回で最後だと思うと長かったようで短かったような・・・いや長かったか。では最終回の感想。
ここのところ気力がわかなかったり、アニメを見る時間に野球見てたりしたので、とっても久々に見た気がします。今回で最後だと思うと長かったようで短かったような・・・いや長かったか。では最終回の感想。
とりあえず今回はなんのこっちゃ理解できなかったところが多かったです。それに前回のディオとレダの最期を見て私自身かなり燃えつきた感があったので、余計にあまり入り込めなかったのかも。
けどややこしい言葉を残すこともなく、オージとリューズが静かに眠りについた場面はすごく良かったです。キャシャーンとリンゴにとっての一番大切な人たちが続けざまに死んでしまったのはとても悲しいことなんだけど、なにか不思議に癒されたような。
驚いたのはリューズといるときのキャシャーンの話し方がとても感情豊かで柔らかいものになっていたこと。これは月日がそれなりに経って、そのぶんキャシャーンにとってのリューズの存在がよりかけがえのないものになってたんでしょうね。
そしてオージも・・・。オージは科学者として滅びの原因を造りだし、その責任をキャシャーン達に押し付けて自分はリンゴと生きたいというちょっと卑怯なところもあったけど、これだけ魅力を感じてしまったのはチョーさんの力が大きかったように思います。
重すぎる罪悪感から逃げだしたくて仕方なかったときに、眩しいほどのリンゴという希望に出会って、誰に非難されてもリンゴのために生きて死んでいきたいと願うのはすごく当たり前のことなんじゃないかと思わされました。
なによりオージの最期が近づいたときの、滅びで命を奪われたのではなく幸せに年をとって満ち足りた気持ちで逝けたのかな、というのが伝わってくる演技にはそりゃあもう泣かされました。リンゴの笑顔をそばで見ながらの暮らしはどれだけ幸せだったかがすごく染みてきます。
とここまでは文句ないんですが、こっからの展開は頭の中が???すぎて混乱しました。
なんでキャシャーンはリューズの死後に1人でルナを殺しにいったのか、とかそもそもルナは死なないんじゃ、とかなんでブライキングボスにとってもルナを殺すことがケジメになるのか、とか・・・。
ブライキングボスが部下達を弔ってくれたロボットたちのためにルナのところに行ったのは分かる気がするし、そのためにキャシャーンと戦うのも分かるんだけど、どうもこの人は最後までよく分からなかったです。
キャシャーンはもう戦わないって決めてたのに思いっきり戦ってたのもひっかかりました。まぁこれはディオとの戦闘がなかったことになる気がして嫌だっただけなんですけどね・・・。
ブライキングボスがなんで自分がやられた後はルナを殺せと言ったのかは、もう補完してくれようがないので自分で想像するしかありません。
ブライキングボス自身も部下のためとはいえルナをこのままにしていいのかは迷っていて、それでキャシャーンが自分を超えるほどの存在になったらルナを殺してもらおうと決めていたのかも。
それならルナを殺せない自分を納得させる口実になるし、やられちゃってもキャシャーンにルナのことを託してかっこいいまま死ねる。プライドは守れるし自分に幕引きもできるけどずるい気がしますね。
こういう世界になったのはキャシャーンとルナの血が混ざったから、てのもルナは以前死を与えていたから死の象徴だったとすれば、キャシャーンはなんで生の象徴なんだろと思ったし、血が交わっただけで世界が変わるってルナすごすぎじゃないすか?
ルナが何者なのかというのもそうですが、ルナがあんなにキャシャーンに怯える理由もよく分からなかったです。血が混ざってルナは生を与える存在に、キャシャーンはルナの周辺限定の死のなくなった世界で死を与える存在になったってことかな・・・。
最後のリンゴの言葉も意味ありげすぎましたが、これはリンゴ(大)がかなりのべっぴんさんになってたので許せます。リンゴは初めて生も死も自分で持って生まれてきた存在ってことでいいんじゃないのかと・・・。(←遠い目)
そしてキャシャーンは最初の一人旅状態に戻り、その旅のどこかで再びリンゴと出会うこともあるかもしれないと。頭はこんがらがったけど後味は悪くない最終回でした。
ナノ細胞とか言ってたのは結局なんだったんだろうとか疑問は残りましたが、戦闘の美しさやオージの最期など、これまでの話には満足してます。特に1クールめの放浪旅は気に入ってました。本当にお疲れ様でした!!
けどややこしい言葉を残すこともなく、オージとリューズが静かに眠りについた場面はすごく良かったです。キャシャーンとリンゴにとっての一番大切な人たちが続けざまに死んでしまったのはとても悲しいことなんだけど、なにか不思議に癒されたような。
驚いたのはリューズといるときのキャシャーンの話し方がとても感情豊かで柔らかいものになっていたこと。これは月日がそれなりに経って、そのぶんキャシャーンにとってのリューズの存在がよりかけがえのないものになってたんでしょうね。
そしてオージも・・・。オージは科学者として滅びの原因を造りだし、その責任をキャシャーン達に押し付けて自分はリンゴと生きたいというちょっと卑怯なところもあったけど、これだけ魅力を感じてしまったのはチョーさんの力が大きかったように思います。
重すぎる罪悪感から逃げだしたくて仕方なかったときに、眩しいほどのリンゴという希望に出会って、誰に非難されてもリンゴのために生きて死んでいきたいと願うのはすごく当たり前のことなんじゃないかと思わされました。
なによりオージの最期が近づいたときの、滅びで命を奪われたのではなく幸せに年をとって満ち足りた気持ちで逝けたのかな、というのが伝わってくる演技にはそりゃあもう泣かされました。リンゴの笑顔をそばで見ながらの暮らしはどれだけ幸せだったかがすごく染みてきます。
とここまでは文句ないんですが、こっからの展開は頭の中が???すぎて混乱しました。
なんでキャシャーンはリューズの死後に1人でルナを殺しにいったのか、とかそもそもルナは死なないんじゃ、とかなんでブライキングボスにとってもルナを殺すことがケジメになるのか、とか・・・。
ブライキングボスが部下達を弔ってくれたロボットたちのためにルナのところに行ったのは分かる気がするし、そのためにキャシャーンと戦うのも分かるんだけど、どうもこの人は最後までよく分からなかったです。
キャシャーンはもう戦わないって決めてたのに思いっきり戦ってたのもひっかかりました。まぁこれはディオとの戦闘がなかったことになる気がして嫌だっただけなんですけどね・・・。
ブライキングボスがなんで自分がやられた後はルナを殺せと言ったのかは、もう補完してくれようがないので自分で想像するしかありません。
ブライキングボス自身も部下のためとはいえルナをこのままにしていいのかは迷っていて、それでキャシャーンが自分を超えるほどの存在になったらルナを殺してもらおうと決めていたのかも。
それならルナを殺せない自分を納得させる口実になるし、やられちゃってもキャシャーンにルナのことを託してかっこいいまま死ねる。プライドは守れるし自分に幕引きもできるけどずるい気がしますね。
こういう世界になったのはキャシャーンとルナの血が混ざったから、てのもルナは以前死を与えていたから死の象徴だったとすれば、キャシャーンはなんで生の象徴なんだろと思ったし、血が交わっただけで世界が変わるってルナすごすぎじゃないすか?
ルナが何者なのかというのもそうですが、ルナがあんなにキャシャーンに怯える理由もよく分からなかったです。血が混ざってルナは生を与える存在に、キャシャーンはルナの周辺限定の死のなくなった世界で死を与える存在になったってことかな・・・。
最後のリンゴの言葉も意味ありげすぎましたが、これはリンゴ(大)がかなりのべっぴんさんになってたので許せます。リンゴは初めて生も死も自分で持って生まれてきた存在ってことでいいんじゃないのかと・・・。(←遠い目)
そしてキャシャーンは最初の一人旅状態に戻り、その旅のどこかで再びリンゴと出会うこともあるかもしれないと。頭はこんがらがったけど後味は悪くない最終回でした。
ナノ細胞とか言ってたのは結局なんだったんだろうとか疑問は残りましたが、戦闘の美しさやオージの最期など、これまでの話には満足してます。特に1クールめの放浪旅は気に入ってました。本当にお疲れ様でした!!
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