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獣の奏者エリン 第7話・第19話
2009.05.20 *Wed
陽の差す方へ。
7話の夜明けは悲しみと絶望をもたらしましたが、19話では新しい場所での希望を感じさせてくれました。それに野性の闘蛇の荒々しさを見せつけられると、人といる王獣のゆるさに複雑な気持ちになりますね。
7話の夜明けは悲しみと絶望をもたらしましたが、19話では新しい場所での希望を感じさせてくれました。それに野性の闘蛇の荒々しさを見せつけられると、人といる王獣のゆるさに複雑な気持ちになりますね。
「母の指笛」
ソヨンの処刑シーンは総集編で見てはいたんですが、改めて通して見るとやっぱりすごかったです。女性が剣で刺されて野生の闘蛇に食われるという場面が、直接映してはいないにしてもNHKで夕方に流れたのかと思うと驚きです。
いかにも小物くさいお役人の男がソヨンを痛めつけてたシーンも、直接ソヨンを痛めつける場面はなかったんですが、何度も響く音と周りの人々の表情から状況がまっすぐに伝わってきて胸が痛くなりました。
けどソヨンを疎ましく思ってたはずのワダンが、ソヨンがムチを打たれるときや、ソヨンの処刑が決まったときや、エリンを見つけたときの表情に、痛みや悲しみが浮かんでたのはちょっと意外でした。あんなだったけどソヨンの実力を認めてはいたし、村の一員としても認めてたのかな・・・。
剣で刺されたソヨンの血につられて闘蛇がわらわら出てくる光景は本当にぞっとしたし、ソヨンにむらがる大量の闘蛇も本当に怖かったです。画としては闘蛇の群れと水面が波立ってるだけなんですが、その画がエサに群がる魚を思い起こさせるのがまた怖い。
ソヨンは自分を救いにきてしまったエリンを、禁断の技を使って助けてくれました。誰にも知られてはいけないはずの技なのに、母と一緒に死んだ方が幸せなのかもしれないなんていう頭領とは違って、ソヨンはエリンだけでも生きてほしかったんですね。
エリンは何回もお母さんを呼んでいました。ソヨンもエリンにもっと色々なことを教えたかっただろうし、エリンに降りかかりそうな悪意から守ってあげたかっただろうなぁと思うと、あまりに悲しすぎる結末でした。
「カザルムの仲間」
ほんとに学園もののような雰囲気でした。それに初めて集団生活というものを体験するエリンの戸惑い方は、山育ちのハイジが街に下りてきたときを思い出します。年齢的にハイジほどの幼さとパワーで周りを巻きこむには厳しいから、余計にうまくなじめないように見えたのかも。
エリンと違って私は同級生達の名前はまったく覚えられませんでしたが、お母さんのような温かいおせっかい焼きのユーヤン、エリンをライバル視してそうだけど根は素直そうなメガネ君、ユーヤンに惚れられててもおかしくはない縦結びの人なんかは印象的でした。
歓迎会で居眠りこくわ早朝にたたき起こすわでエリンも相当でしたが、慣れないなりに精一杯頑張っているエリンは大好きだし、こういうズレてるところもかわいいですね。それに霧の民ということを受けいれてくれようとするユーヤンには泣かされました。これでユーヤンが14・5歳だとは思えん。
ソヨンの処刑シーンは総集編で見てはいたんですが、改めて通して見るとやっぱりすごかったです。女性が剣で刺されて野生の闘蛇に食われるという場面が、直接映してはいないにしてもNHKで夕方に流れたのかと思うと驚きです。
いかにも小物くさいお役人の男がソヨンを痛めつけてたシーンも、直接ソヨンを痛めつける場面はなかったんですが、何度も響く音と周りの人々の表情から状況がまっすぐに伝わってきて胸が痛くなりました。
けどソヨンを疎ましく思ってたはずのワダンが、ソヨンがムチを打たれるときや、ソヨンの処刑が決まったときや、エリンを見つけたときの表情に、痛みや悲しみが浮かんでたのはちょっと意外でした。あんなだったけどソヨンの実力を認めてはいたし、村の一員としても認めてたのかな・・・。
剣で刺されたソヨンの血につられて闘蛇がわらわら出てくる光景は本当にぞっとしたし、ソヨンにむらがる大量の闘蛇も本当に怖かったです。画としては闘蛇の群れと水面が波立ってるだけなんですが、その画がエサに群がる魚を思い起こさせるのがまた怖い。
ソヨンは自分を救いにきてしまったエリンを、禁断の技を使って助けてくれました。誰にも知られてはいけないはずの技なのに、母と一緒に死んだ方が幸せなのかもしれないなんていう頭領とは違って、ソヨンはエリンだけでも生きてほしかったんですね。
エリンは何回もお母さんを呼んでいました。ソヨンもエリンにもっと色々なことを教えたかっただろうし、エリンに降りかかりそうな悪意から守ってあげたかっただろうなぁと思うと、あまりに悲しすぎる結末でした。
「カザルムの仲間」
ほんとに学園もののような雰囲気でした。それに初めて集団生活というものを体験するエリンの戸惑い方は、山育ちのハイジが街に下りてきたときを思い出します。年齢的にハイジほどの幼さとパワーで周りを巻きこむには厳しいから、余計にうまくなじめないように見えたのかも。
エリンと違って私は同級生達の名前はまったく覚えられませんでしたが、お母さんのような温かいおせっかい焼きのユーヤン、エリンをライバル視してそうだけど根は素直そうなメガネ君、ユーヤンに惚れられててもおかしくはない縦結びの人なんかは印象的でした。
歓迎会で居眠りこくわ早朝にたたき起こすわでエリンも相当でしたが、慣れないなりに精一杯頑張っているエリンは大好きだし、こういうズレてるところもかわいいですね。それに霧の民ということを受けいれてくれようとするユーヤンには泣かされました。これでユーヤンが14・5歳だとは思えん。
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