単身敵地に乗り込んだ片倉はやはり苦戦を強いられました。ただ思った以上に３人衆がそれなりに強いところを見せてくれたので、卑怯な手は使いつつも見応えのある戦闘が見れたと思います。「毒煙は慣れるもの」とか言い切っちゃう片倉かっこいいよ片倉。

それに政宗と信玄のやりとりも面白かったです。信玄がこれからは若い者の時代だなんて言っても、政宗はこの大人物の退場を認める気が全くないところとかニヤニヤしました。信玄は政宗だけじゃなくて幸村のことも頭に置きながら、結構本気で言ってたようにも思えたんですけどね。

で場面は片倉対松永へ。松永は・・・よくしゃべってましたね・・・。自分の城もなく、部下は金で集めた忠義心の薄い輩ばかり、というところは松永の悲しさでもあるし弱みでもあると思うんですが、どうも松永は爆弾と骨董品があれば生きてゆけるみたいなので、これはこれで本人は幸せだったのかも。

捕らわれていた人質を爆破されて片倉は怒り心頭ですが、なんせ毒をくらってるので電撃の出も悪く、なかなか松永を捉えられません。そこで佐助が爆風で吹っ飛ばされた幸村を助けたり、解毒ガス巻いたりと大活躍。でも幸村が爆弾ごときでやられるとは思えなｒｙ

片倉が本調子になればただの特殊効果マニアな松永が敵うわけもなく、結構あっけなく片倉の一撃の前にやられてしまったのでした。でも最後は大好きな爆弾と共に逝けたので良かったのかもしれないですね。骨董品好きなわりにその骨董品を爆風にさらしたりする、なんとも不思議な人でした。

この松永という人は、信長が相対して唯一生かしておいた武将だったみたいですね。しかも理由は「変わり者だったから」。それに松永は信長が脅威に思うほどの戦力があるようには見えなかったから、ほっといても良かったのかな。

次回はまた例の変態が暴れそうです。身近にこういう変態がいたら、そら松永くらいなんてことないのかも。あと次回はかすがさんの活躍も見れそうなのも期待です。そういや人質たちは全員無事だったけど、武田の鎧はどうなったんだろ？