「とびらの中に」

今まではジョウンが１人で住んでたんだから、そういう場所には子供に見られちゃまずいという本の１冊や１０冊や５０冊くらいはそらありますな。それにこういうことってエリンが大人になったら嫌でも出会ｒｙ

ジョウンに開けるなと言われていた部屋を見てしまったエリンは、その部屋に大量の本があるのを見つけます。私が勝手に想像していた種類の本ではなかったものの、それはエリンに見せるようなものではないとジョウンが判断しそうな、毒について書かれた本でした。

けどこの部屋をエリンに見せたがらなかったのは、この本が自分が見切りをつけたはずの過去につながるものだったからってのもあるんでしょうね。この時点ではエリンもジョウンもお互いの過去には触れないようにしてたし。ジョウンが元教師だと知ってると、なんだかジョウンの気持ちも分かるような気がします。


「カザルムの誓い」

自分の仕事を奪われたのに、いつのまにかエリンを守ろうとしてるトムラ先輩がいい人すぎて泣けました。ものすごい不憫な匂いがしてしまいますが、エリンはこの世界ではやはり美形な部類なんですね。

エリンとリランが築いた絆がバレたら、権力闘争の道具に使われてしまうことは容易に想像できます。このことはあまりに重大な秘密だけど、知ってる人が多すぎるし、いつまで隠しておけることか・・・。

トムラ先輩に心酔してる様子の子とか、揺さぶられたらもろそうな大人とか、悪意がなくてももらしてしまいそうな人はいそうだし。エリンが「王獣と心を通わせた」という事実があれば充分なんだし、いよいよ荒れる展開は近いのかなぁという感じがしました。