当然のようにマリアのことは速攻で助けたカナンですが、人質の首脳達は既にウーアウイルスに感染させられていました。そこでアメリカの副大統領は、苦渋の末に、人質ごと会場を爆撃することを選びます。

でも見てる感じではアメリカが単独で決めてたように見えたんで、他の国はなんやかんや言ってこなかったのかなぁとか、とりあえず防護服で救出してから隔離しといたらいんでないのかなぁとは思いました。つーかウーアウイルスってのが未だによく分かりません。

そういえばマリアのお父さんってもう死んでるかと思ってたけど、ちゃんと生きてたんですね。速攻で殺されちゃったかと思ったら生きてたし、さすがに修羅場をくぐってきた人だなぁと思いました。

唯一ウーアウイルスに対抗できるワクチンを持つお父さんを殺されたと思った副大統領は、もう会場を爆破するしかないと追いつめられてしまいました。ここも製薬会社にはまだワクチンあるんじゃ？と思ったけど、ありったけのワクチンを持ってきちゃったのかな、ということで。

そんな経緯で撃ちだされちゃったミサイルを、なんとかそらしたいのがカナン・マリア組と夏目・店長組。カナンとマリアは命かかってるから分かるけど、夏目と店長が協力する理由はよく分からないですね。予告ではべっぴんさんに不吉な気配があったし、店長がこの件で負う痛手は大きそうだなぁ・・・。

夏目がミサイルのGPSシステムにハッキングしかけたりしてましたが、結局最後はカナンの超絶共感覚能力で、ミサイルの弾道をそらすことに成功します。前もシステムの数字の羅列の中からパスワード探し当てたりしてたけど、ここまで来ると凄すぎて何もいえません。

外れたけどとりあえずミサイルを撃っちゃったアメリカ、ワクチン関係の事実を秘密にしすぎた日本、あやうく殺されかけた首脳陣の国々と、このあたりが戦争の火種になりそうなネタってことなのかな。

蛇の目的はこういう国同士の対立を煽ることだったようにも思えるけど、ただ単にカナンを引っかきまわしたいだけだったのかも。ハイパワーで動きすぎたカナンは能力が使えなくなっちゃったみたいですが、カナンの場合はこれくらいでちょうどいいです。嬉々として襲撃してくるドS秘書が目に浮かぶなぁ・・・。