男性陣の魅力が生きていた今回。特に京子の婚約者の康は、ここまで特に京子をどう想ってるかがよく分からなかっただけに、京子を大切に想う気持ちがしみじみ伝わってきて泣きそうになりました。でもまさに「いい人」っていうポジションなのが辛いですね・・・。

康は京子が別の誰かを好きなことに気付いているけど、それでもそんな京子を見守り続けて、とても大事に想ってるんですね。きっと本当に昔から・・・。自分にとってはとても大切な思い出だけど、京子にとっては普通に友達に話せる程度の出来事だったのも、康にはショックだったのかもしれないですね。

男性陣ということで一応兄貴も。・・・えーと兄貴をかっこいいと言う女の子がいたことにびっくりでした。どのへんがかっこいいの！？（←失礼）でも普段男性に免疫がない女の子が、不安な場所でちらっと頼りになるところを見せられたら、コロッと落ちてしまうのかも。つり橋効果？

女性陣の話ももちろん良かったんだけど、康が婚約者譲りの一途な青年だっただけに、ふみには色々とハラハラしました。意外な一面を見たギャップ萌えで京子を好きになっちゃったんじゃないかとか、自分のために一生懸命だったあーちゃんを落としにかかっちゃうんじゃないかとか。

この作品の登場人物はみんな片想いで、しかも分かりやすい最低野郎もいないので、見てる方はやきもきするしかありません。けど辛いと分かってても恋する人たちを羨ましく思うあーちゃんみたく、自分ではどうにもならないから恋なのかなぁなんて。・・・あー恥ずかしい。

でもあーちゃんまでふみに友情以上のものを感じてしまいだしたら、さすがに違和感出てくると思います。このアニメはすごくいい作品なんだけど、ちょっと同性同士の恋に抵抗がない人が多すぎる気がするので、あくまで友情として描いてくれればいいなぁと思ってます。別に決着をつける必要はないと思うし。