前回マリアとユンユンに銃を向けた夏目。その夏目の目的は・・・なんだったんだろ？結局夏目がどこに所属してる人で、どこまでの権限を持ってる人なのかが、私にはあまり理解できませんでした。

夏目とアルファルドの会話も、もっと分かりやすい単語で話してくれればなぁ。この人たちは普段から直接的な言葉を使わないで（暗語的な意味で）話してるのかもしれないけど、こっちは素人なんで・・・。

とりあえず夏目は各国の政府に強いコネを持つ仲介業者的な組織の人で、その場の状況で味方にも敵にもなる人。アルファルドは自分がボナー製造に関わる気はもうないけど、自分以外がボナー製造を続けてもめ事起こすのは賛成な人ってことで。たぶんこんな感じだったはず。

とにかく夏目はボナー製造の証拠を隠滅する目的で、ファクトリーの全面破壊をアメリカ軍にやらせることになりました。てことで中にいるリャン・カミングズ・アルファルド組と、ハッコー・サンタナ組の話に。

リャンはこの物語の中ではかなり出番が多くて、意図の見えなさすぎるアルファルドの代わりに、悪役として物語を引っぱってきてくれたようなイメージがあります。数々の変態発言、露出度限界な衣装、最後には薬を飲んで錯乱状態になるという、なんとも強烈な役割を持たされた人でした。

でも言動その他はすごく強烈なんだけど、あんまり思い入れはないなぁ・・・。カミングズとのやりとりも良かったんだけど、この２人は最期のシーンでも特に感情が入りきらないまま、終わっちゃった感じです。

ハッコーとサンタナの最期も同じような感想になっちゃうんですが、画面としてのインパクトはすごくあったんだけど、そんなに感動できなかったんですよね。そういえばハッコーがカナンを憎んでたのは、第２のカナンを作る計画のために、自分達の村が犠牲になったからだったのかな？

画はすごく綺麗だし、場面を盛り上げる演出もこなれてて、外側はすごく良く出来てるんだけど、中身はそんなに惹きこまれないというか・・・。もちろん私の理解力が全然足りてないってのもあるんだけど、なんか盛りあがらないなぁなんて思っちゃいました。つーかこれ１クールなんだろうな・・・。