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東京マグニチュード8.0 第11話

2009.09.19 *Sat
未来へ。

ロボット展を観にいこうと始まった2人の旅は、真理さんという頼れる大人の力を借りて、突然の地震で離れ離れになったり、些細なことでの行き違いをくり返しながらも、終着点までたどり着くことが出来ました。
前回のラストで明確に悠貴の死が明かされたので、今回はその続きです。未来は悠貴が死んだという事実を突きつけられ、それでも自分のために姿を現しつづける悠貴と共に、自宅への道を歩き続けました。

自宅は地震の影響で色々な物が落ちていたり、ガラスも割れてたりしたけど、ドアは普通に開け閉めできたし、建物の損傷はほとんど無かったみたいです。未来たちの住んでたマンションは結構新しめの建物に見えたから、耐震基準もしっかり守られた建物だったんでしょうね。

自分で自分の死を明かした悠貴が再び姿を現したのは、未来を1人にしたくなかったってのもあるだろうけど、本人も自宅に帰りたいと願ってたからですよね。だからその目的を果たすまでは未来のそばにいてくれたし、お母さんが帰ってきたとき、安心して姿を消せたんだと思います。

その後未来はお父さんとも再会して、久々に家族の対面が実現するわけですが・・・。
・・・こっからは文句も入ってきますので、余韻を壊されたくない方は注意してください。



人によって悲しみ方は違うと思うけど、それでもここの号泣シーンはかなり違和感がありました。特にお母さんの感情全開の号泣が。悠貴が死んだということは伝言ダイヤルで聞いてて、ある程度の気持ちの整理は出来てたとしても、実際に未来を前にしたら、もっと本音の部分が出ちゃうんじゃないかなぁと。

お父さんもお母さんも未来が無事だったことに涙を流して喜び、決して未来を責めない・・・。本当に親としては最高の対応ですよね。けどこの境地にたどり着く前に、悠貴の死をもっと悼んでほしかった。

想像でしかないけど、子供が死んだと聞かされたら呆然とするしかないと思うし、すぐには悲しいという感情も表に出てこないと思います。どうして死んでしまったのかが気になるし、地震前の反抗的な未来を知ってるから尚のこと、未来に当たってしまう部分もあると思う。

そのへんの葛藤が全くないまま未来は良くやったと言われると、じゃあ悠貴はその程度の存在だったの?なんて思っちゃうわけで。その後もお母さんとお父さんはすんなり悠貴の死を受けいれていて、2人とも未来の心配をしてますよね。1ヶ月しかたってないのに切り替え早いなぁと思いました。

こういう人間の不器用さを描写しても視聴者からは反感をくらうかもしれないけど、最初の方の未来の描写がそれはもうリアルに小生意気だったので、全員が善人化してるのには違和感があります。それにリアリティに関してはほとんど捨ててるのに、心情描写でも説得力ないのはどうなんでしょうか。

あと悠貴が未来に向けたメールも、悠貴のいい子さを強調しすぎでないかなぁと思いました。真理さんもあんな状態で別れた未来を心配してたはずなのに、どうして1ヶ月も未来に会わなかったんだろ。

あ、でも悠貴のプレゼントをお母さんが受け取ったくだりは結構きました。悠貴が選んだプレゼント、悠貴が描いた家族の絵。どちらも悠貴は渡せなかったものだけど、こうやって未来からお母さんに渡すことが出来たんだなぁと思うと、やっぱり来るものがあります。

でもその後の悠貴が成長していく回想録は・・・。ここまで未来視点を貫いてきて、幻覚だの幽霊だのにも一応の説得力は持たせてきたはずなのに、ここでは親の目線なんですよね。感動どころで更に感動させようとする圧力を感じると萎えます。それにBGMもちょっとくどい。

ただこの後の未来が悠貴の死を受けとめて前を向いていく流れと、EDでの色んな人にとっての震災後を写した写真は良かったんですよね。つくづく未来以外の視点での物語も見たかった、と思うほどに。

どんなに辛くても残された人は生きてかなきゃならない。そのメッセージは亡くなった同級生に花を手向ける写真1枚でも、すごく伝わってくるものがありました。アニメ番組である以上、盛り上げどころは必要なんだろうけど、ただそこで起きたことや受けとめていく人を淡々と描いていても、充分に伝わったはず。

けど8話から最終回までの流れは、6話までの流れを一切考えないようにすれば、普通に良く出来てたと思います。7話はちょっと例外すぎて省きますが。あそこまでリアリティを強調してなければ、初期の未来がリアルすぎなければ、方向性が一貫してれば、ここまで文句も浮かばなかったかもしれません。

製作側の事情をあれこれ推測しなきゃいけなくなるのは、個人的に残念なことだったと思います。でも文句は言いつつ最後まで見てこれたし、中盤までは「もし自分がこの場にいたら」を考えさせることも出来てたので、そこは成功してたと言えるのかな。

このアニメが震災アニメとして記憶に残るかは微妙だけど、未来と悠貴が体験した成長と別れの物語としては無難にまとめたと思います。それにキャストの皆さんの演技にはとても感動させられました。長々と不満も書いてきたけど、本当にお疲れ様でした。
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COMMENT

はじめまして
こんばんは^^ いつもTBでお世話になっています。

未来視点なので仕方無いのかもしれませんが、確かに両親の心理描写が希薄に感じられてしまったのは残念に思います。全編を通じて悠貴がもたらした部分て非常に大きいと思うんですよね。

未来の見えないところで十分に悠貴の死を嘆き悲しんだのは想像出来ますが、受け手である視聴者にはあまり伝わって来なかったかなと思いました。

それでもしっかり泣いたんですけどね(^^;
2009/09/20(日) 20:26:41 | URL | Mochi-pon #LCao/j76 [Edit
>Mochi-ponさん
こんばんは!こちらこそお世話になってます~。

おっしゃるとおり、両親の心の内は余白で想像してくださいってことだったとは思うんですが、私はあまり共感できませんでした。日常が戻ってくる中での悠貴がいない痛みを、もっとちゃんと描いてほしかったです。

未来が2段ベッドの下から天井を足で持ち上げてたシーンは、そういう意味ですごくいいシーンだったと思うだけに、両親にもこういう描写があればと思ってしまいます。未来視点だけだと仕方ないんですかね?

でも未来が両親に悠貴のプレゼント渡したときは私もうるっと来て、そして少しほっとしました(^^;
こういういい場面もあっただけに、求めるものが大きくなりすぎちゃうのかもしれないですね。

Mochi-ponさんのブログは、私では言葉に出来なかったモヤモヤの理由が分かりやすく解説されてて、よく読みに行かせてもらってます。テンション上がりすぎて「こんな文章が書きたい!!」て書いて逃げてきたこともありました(;´Д`)

あれ、なんか妙な告白に・・・。とにかくコメントありがとうございました!!
2009/09/21(月) 01:31:19 | URL | 茶葉 #- [Edit

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