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戦う司書 The Book of Bantorra 第11話

2009.12.18 *Fri
最後の追憶。

母親という存在はいくら年を重ねても特別なものだし、生まれてから死ぬまでずっと、心の定位置に居続ける人なんでしょうね。この話は、そんな純粋な感情を揺り動かされた、2人の男が主人公の物語でした。
まずは前回勝手にモッカニアは白髪だと思ってた自分への反省から。色々妄想してたけど髪の色はしっかり付いてたし、むしろモッカニアは髪フッサフサでありました。それはそれはモッカニアと対になってたウィンケニーへの嫌がらせかと思うくらいに。けどウィンケニーは剃ってるというより毛根がr

ウィンケニーの毛根が死滅してるかどうかはともかく、とにかくモッカニアは最高でした。モッカニアは洗脳されていたわけではなく、突然現れた女性が母親ではないことを分かってたんですね。ショタ司書がモッカニアは錯乱状態だなんて言ってたけど、モッカニアにはしっかり理性がありました。

モッカニアの母上は亡くなっていたんだけど、そのとき母上の記憶を宿した本は、武装司書が管理する図書館に収められたはずでした。そしてモッカニアはこの本を探すために武装司書になり、母の教えに反する武装司書の任務に心を閉ざした、と・・・。ここまで一途だと軽々しくマザコンとは呼べません。

モッカニアの並外れた才能は、幼いときから隠しようがなかったんですね。その才能は教団からも目を付けられて、同い年くらいのウィンケニーがモッカニアの監視に付くことになった、ということなのかな。

けどこのウィンケニーも、母を求める切実な理由を持っている人でした。ウィンケニー母はコリオ話のとき、代行に殺されちゃった人だと思うけど、この事件以前にウィンケニー母は息子の記憶を消されてたようです。母親を奪われたウィンケニーの心の保ち方と、実際今は亡くなってるという事実はひたすら重い・・。

そしてもう1人の登場人物が、モッカニア母の記憶を上書きされた女性。この女性は(おそらく)モッカニアの実母と容姿が似ているという理由だけで、自分に関する全ての記憶を消されてしまった女性でした。

こんな3人が集まれば、そこにモッカニアが行動を起こす理由が出来てしまいます。モッカニアが心優しいからこそ、ウィンケニーがモッカニアをずっと見てきたからこそ、女性が何も知らなかったからこその反乱。

女性がモッカニア母の本に触れても尚、モッカニアの母親として在ろうとしてくれたことで、モッカニアは代行と戦う理由はなくなったはずでした。たとえ嘘でも2人は本当の親子としてやっていけそうな気がしたし。

でもモッカニアは母が望んでいた自分、自分自身が貫きたいと思っていた信念のために、自ら命を絶ちました。代行と戦うために蟻を大量に殺してしまったからか、例の戦争での自分への罰だったのか、それとも代行の処置があの女性に及ぶ前に、1人で全部引き受けていってしまったのか・・・。

モッカニアの最期を見届けた後、代行はウィンケニーの想いまでを見届けることになりました。ウィンケニーの場合は代行がトドメをさしてあげたんだけど、このときの代行は今までの悪役っぷりが嘘のような、なんだか悲しそうな表情だったのが印象的です。代行はいつからこういう心情に至ったのかな・・・。

ああ、すっかり感傷的に・・・。モッカニアというキャラが大好きだっただけに、こうして亡くなってしまうのはすごく悲しいです。でもこの作品は敵も味方も容赦なく死んじゃうけど、そういうギリギリの死線に立ってる職場なだけに、必要以上に死を感動的に演出しないところも好きです。・・・なんかうまく言えないけど。

さて気になるのは次回の代行かな。今回の代行は今までで一番悪役らしかったけど、モッカニアとウィンケニーを「バカな子」と呼んで、2人が母を求める子供であり続けたことを知ってる風だったので、この人自身のドラマも気になるところです。教会との繋がりは今回も匂わせてたし、ますます楽しみになりました。


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